外壁塗装は「築10年が目安」とよく言われますが、実際には家の状態や環境によって変わります。今回は具体的な判断基準をご紹介します。
すぐに検討すべき劣化サイン
外壁を触って白い粉がつく「チョーキング現象」が出たら要注意。これは塗膜が劣化している証拠です。また、幅0.3mm以上のひび割れがある場合、雨水が内部に侵入して建物を傷める可能性があります。
コケやカビが広がっている、塗装が剥がれている、色褪せが目立つといった症状も塗り替えのサインです。
季節選びも重要
外壁塗装に適しているのは春（4〜5月）と秋（9〜10月）。天候が安定していて、気温も湿度も塗料の乾燥に適しています。ただし、この時期は業者の予約が埋まりやすく、料金も高めになる傾向があります。
逆に冬（12〜3月）は閑散期のため値引きしてくれる業者もあります。積雪地域以外なら、施工管理がしっかりした業者であれば冬でも問題なく塗装できます。
まとめ
劣化サインが出たら早めに対応を。放置すると補修箇所が増えて費用がかさみます。無料の建物診断を利用して、まずは現状を確認しましょう。
